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11/23マリインスキーバレエ「アンナ・カレーニナ」
年が明けてから昨年のバレエの感想です(´▽`;)
作品もダンサーもはじめて観る場合の感想を言うのはとても面白くもあり、またちょっと勇気もいりますwその感じたモノがダンサーの表現力によるものだったのか、振付家の意図からだったのかわからないのでどちらを評価したものか…みたいなところがありますね。現実にはその両方が合わさって舞台が出来ているわけですから「観た舞台が全て」なんでしょうけど…。こう、言葉にして残すにはやっぱり難しいな、と感じます。

さて、そんな「アンナ・カレーニナ」
エイフマン版も観たことがないし、お話もあらすじ程度しかしりませんでした。ロパートキナはおなじみですが、エルマコフははじめて観ました。

こう、音楽も暗ければお話もどんぞこに暗いですね…。

ロパートキナはいかにも上品で貞淑な妻風で恐らくアンナなキャラクターではない…のかもしれませんが、そんなロパートキナのアンナだからこそも良さもあった様に思います。そんなアンナなのに何故、破滅への恋を選んでしまったのか…という。
正に結婚は人生の墓場とでもいうか、形式だけの夫婦、という印象な夫婦間がしっかりと出ていたのでアンナが「愛されたい」という気持ちを持ってしまい、ヴロンスキーの情熱的な求愛に揺れてしまう感情の流れに自然と感情移入ができてしまいました。私は個人的に浮気モノって好きじゃないんですよー。それでもこのアンナには深い悲しみと同情を感じずにいられませんでした。
ほんとうにちょっとした「幸せ」が欲しかっただけなのに、それで全てが終わってしまった…。最後の十字を切る姿。あの視線の強さ。凛としてすらみえる美しさを湛えて、明確な意思を持って人生に別れを告げるあの姿が脳裏に焼きついています。

対するエルマコフ。こう…このヴロンスキーというキャラクターは好きませんwwそれがエルマコフの解釈なのか表現力なのか?ラトマンスキーの解釈なのか??これがわからないところなんですが…wまずあれですよ、夫もいるまえで、すがりつく様に求愛するあの必死な目。いや好きなんですが。いい演技だと思ったんですが。でも「時と場所をかんがえろよ…」と思わずにいられなかったよ…。でもまぁあんな目で見られたらアンナの心が揺れるのも仕方ないなと思う情熱的なシーンでありました。
しかしこのシーンもそうですが、このヴロンスキーという男、アンナが家庭を持ち、そのアンナと愛し合うという事はその「家庭」を壊すという「犠牲」の上で成り立つという重みを全く感じさせない、ただの考えの浅い若者にしか見えなくてちょっち好かんかったです…。エルマコフはとってもスタイルも御顔も良くてダンサーとしては惚れ惚れなんですが…。
それが凝縮されたのがラストシーン。アンナとのパドドゥの最後。
パドドゥの最後、ヴロンスキーはアンナに一切の興味がなくなったように去ってしまいます。ほんとにもうアンナがまっすぐに自分を愛してくれないなら興味ない、みたいに…、ふっと火が消えたように、アンナを「置き去り」にして去るあの姿。
夫からも社交界からも完全に爪弾きにされたアンナ。そして大切な子供たちをも裏切って全てを失った苦しみを背負ったアンナ。そこまで「犠牲」を払って愛をささげたのにヴロンスキーは、アンナの苦しみは共有してあげられなかったのでしょうか?癒すことはできなかったのでしょうか??ここが、アンナの煮え切らない態度に苛立って、とかそういう愛ゆえの態度に見えたらまだ違っていた気がするんですが(例えば椿姫のアルマンみたいに)なんかもう本当にアンナへの興味を失ってしまったみたいに見えたんですね。
でもここがますますアンナの「孤独」と「絶望」を浮き彫りにしているのかも…。ほんとやるせない。救いがない。それを狙ってのあの演出だったらほんとに残酷だけど、おそろしいまでに悲劇を描ききった演出・演技ですね。

ヴィシニョーワの日とはどう違ったんでしょうか。両方の日を観た方の感想を観ていると、ほんとかなり違う感想を書いていらっしゃるので、両方の日を見られなかったのは本当に残念でした…。
また、ロパートキナの日しか観ていない方でも私とは違った感想を持った方は多いと思います。ほんとに色んな人と感想を語り合いたくなるような作品でした。素晴らしい!

キャスト表に物語の記載はなく、プログラム買ってね!!(* ゝω・)と書いてあるのに吹きましたwチラシやキャスト表に詳しい人物紹介とか載せてくれる主催もいるのに~(笑)
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【2013/01/03 16:47】 | バレエ | トラックバック(0) | コメント(0) |
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